第21回劇作家協会新人戯曲賞最終候補ノミネート作品、待望の再演!

​『夜明けに、月の手触りを~2016~』

転職を繰り返す派遣社員、
アイドルにはまる保育士、
広告代理店で働くデキる女、
遺伝子を研究する大学院生、
関西から上京した女芸人、
いずれも二十代後半の女たち。
女たちは、東京の片隅ですれ違い、
出会いが緩やかな引き金となって、
日々滲んでいた思いが溢れ出す。
脳裏にめぐる女たちの言葉は、
旋回し、飛躍して加速し、
ひとりでに深みへと駆けていく。
誰に問われたわけでもないけれど、
“女として生きる”手触りに思いが至る、
ある、満月の夜。

2016年10月5日(水)~10日(月/祝) @SPACE梟門

脚本・演出藤原佳奈

出演:小野寺ずる(ロ字ック)・神戸アキコ

   佐藤幸子・佐藤蕗子・橘花梨

​音楽:溝口知美

舞台監督:吉川尚志  

照明:正傳静(劇団ハイデンカン)

宣伝美術:谷本真里(表紙絵:浅見二加)

​2013年10月に上演いたしました『夜明けに、月の手触りを』を再演いたします。mizhenとしては、2015年3月の『愛の漸近線』以来、1年半ぶりの公演となります。今回、いつにも増して​個性豊かな俳優さん達が揃いました!(下記のみなさんのプロフィールからも個性が迸っております。)再演、ですが、新しい作品を作るつもりで挑みます。きっと特別な夜明けをお届けいたします。

ご期待ください。

 

藤原佳奈

​推薦文をいただきました!

「劇作家協会新人戯曲賞」の最終審査で私はこの作品をもっとも強く推した。私は、論理と感覚がバランスよく配されている作品に惹かれる。劇としての基礎力と実験精神を両立させる手腕にも、敬意を表する。『夜明けに、月の手触りを』は、それらの要件を満たしている。いっけんパッチワーク的に見えるモノローグ調のスタイルが、物語が収斂してゆくに従い、その方法論の選択自体によってしか果たせない、難易度の高い構築力で、思いがけない物語のあやを見せ、感動を誘う。「情景」ではなく、「人と人の間に起きる出来事」を描くのが、演劇だ。この戯曲は、「人と人の間」に、時代の真実を潜り込ませることに成功している。
坂手洋二(劇作家・演出家)
 
自分の生き方みたいなものが定まっていなくて、なんとなくまわりの人の「幸せ」を基準に生きていた感じ。完全に行き詰まって「もうどうにもならんのじゃ!」とやけになる一歩手前で、もやもやもやもやしていた感じ。想いをうまく外に出す機会もなく、頭のなかで行き場のない言葉が渦を巻いていた感じ。脳内の雄弁さに対して、身体は付属品だった感じ。でも、たまに自分が生きていると気づいて愕然としていた感じ。そんな20代後半の女性の感触を、身体のリズムを、藤原佳奈さんはうまく書いている。そして、mizhenの役者さんも自分の素直な身体でそれを表現している。見えにくいかもしれないけれど、ドラマはそこにある。触れてみたら、面白いと思う。
                                      
​瀬戸山美咲(劇作家・演出家)
 
2016年
​10月5日(水) 19:30
10月6日(木) 19:30
10月7日(金) 14:00★/19:30
10月8日(土) 14:00/19:30
10月9日(日) 14:00/19:30
10月10日(月祝)13:00/17:30
※受付開始は開演の45分前、開場は30分前です。
※★の回にはビデオ撮影が入ります。(9/21追記)

 

前売り 3,300(※Peatix取り扱いのみ)

当日精算・当日券 3,500

​開演時間
​チケット
​チケット窓口

 

Peatix(前売り3,300円のみ ※要事前決済)

http://mizhen.peatix.com

Peatixのチケットは、パソコン、スマートフォン、タブレットなどからお申込みいただけます。Peatixアカウントを作成するか、Twitter,Facebook,Google アカウントでログインしてください。お支払いは各種クレジットカード、コンビニ・ ATM (ペイジー)・Paypal がお使いいただけます。

CoRich舞台芸術!(当日精算3,500円のみ)

​会 場

SPACE梟門

〒160-0022 東京都新宿区新宿3-8-8新宿O・TビルB1F
http://www.zatsuyu.com/about.html#about02​

※SPACE雑遊の2階です。

​【会場お問合せ】090-8846-5379

個性豊かな出演者が決定しました!

​小野寺 ずる

舞台人。思春画家。糞詩人。89年生まれの気仙沼市出身。ロ字ック所属。

牡牛座のO型RH+。特技はドラム演奏と即興ダンス、逆さ絵。趣味はポエム。生粋の長時間睡眠者。休日はほぼ横になっている。特筆すべきは酒もタバコもギャンブルもしないこと。

好きな食べ物はカニやウニ。好きな場所は公園や銭湯。ソウルカラーは赤と水色。異物と呼ぶにふさわしい存在、子どもの声と獣の瞳を武器に一進一退。

糸くずのような身体から繰り出されるキレのある動きに一部玄人が注目。

CoRich舞台芸術まつり!2014俳優賞受賞。演劇ぶっく、演劇キックにてイラストとエッセイの連載中。

​神戸 アキコ

日本女子体育大学卒業。
小学生からやってきたフェンシングに「センスがない」と大学4年になって気付く。卒業後、演劇を何も知らないのに演劇ユニット「ぬいぐるみハンター」を旗揚げ。異常なまでのポテンシャルが話題になり2014年の退団まで主役として活躍する。ずんぐりむっくりの見た目からは想像できない身体能力とリズム感・絶対音感を駆使して全力ダッシュで笑いを取りに走る芸人気質な怪優。
また、数年前に幼少期からやりたかった格闘技を始め、本物の動けるデブを目指す。

橘 花梨

1993年9月30日 東京都出身。2008年 CM「牛乳に相談だ。」でデビュー。

出演作品として【舞台】 ロリータ男爵「しのび足のカリン」、はえぎわ「ハエのように舞い 牛は笑う」、劇団競泳水着「弄ばれて」、ミナモザ「見えない雲」、水素74%「わたし~抱きしめてあげたい~」、くちびるの会「カイコ」、「ケムリ少年、挿絵の怪人」、鴨リンピック2016「青木さん家の奥さんⅡ」。

【TV】「仮面ライダーフォーゼ」(EX)、「ヒガンバナ」(NTV)。

映画「宇田川町で待っててよ。」(監督:湯浅典子)、「ゆがみ」(監督:夏目大一朗)、「リアル鬼ごっこ3」(監督:安里麻里)などがある。